地下水を活用した熱交換システム

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ページID1016163  更新日 2024年6月26日

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県では、省エネルギー対策やエネルギーの地産地消を進めるため、豊富な地下水の熱を自然エネルギーとして活用する熱交換システムの普及に取り組んでいます。

「地下水を活用した熱交換システム」の概要

イラスト:システムイメージ

熱交換システムとは、温度の高いものから低いものへ効率的に移動させ、加熱や冷却を行う機械です。エアコンや冷蔵庫などが代表的な使い方です。

わたしたちが普段利用しているエアコンは、空気の熱をヒートポンプを使って熱交換し、冷たい風や温かい風をつくっています。

システムは、空気熱のかわりに温度の安定した地下水の熱を使い、熱交換効率を高め使用電力量を少なくしようとするものです。

既存の井戸を活用することにより、設置費用の低減を図ることができます。

地下水から熱だけを取り出すので、地下水量や周辺に影響を与えません。

システムの導入事例new!

静岡県内で導入された地下水熱交換システムの事例集を作成しました。

令和2年の夏にオープンする「ホテルオーレ イン」(静岡市内)に、地下水を活用した熱交換空調システムが導入される予定です。

日本経済新聞に掲載されました!(会員限定記事)

「富士山周辺地域における地下水熱利用の手引き」「地下水熱利用適地マップ」について

地下水熱を活用した熱交換システム導入に当たっての手順や配慮事項、設置事例等を示した手引きを作成しました。

あわせて、地下水熱のポテンシャルを見える化するマップを作成しました。

システム導入を検討される企業をはじめとする皆様、ぜひ参考にしてください。

この手引き、マップに関するお問合せは、静岡県環境衛生科学研究所環境科学部までお願いします。

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このページに関するお問い合わせ

くらし・環境部環境局環境政策課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3597
ファクス番号:054-221-2940
kankyou_seisaku@pref.shizuoka.lg.jp