お問い合わせいただいた件についてお応えいたします。 弊社のせいろの蓋は元々全て竹青を使用しておりました。 竹青は竹の外側の皮ですので一部緑、茶色、黒の斑点があることがあります。 竹青のメリットは丈夫で耐久性がある点でございます。デメリットは自然素材なので色の統一が難しいこと。さらに竹の皮は1枚しかありませんので原価が高いこと。 その後、一部のお客様に自然素材の斑点をカビだと誤解されることがありましたので、それから蓋の竹材を半分竹青、はんぶん竹白に変更いたしました。 竹白とは竹皮の内側の部分のことで全て同じ黄色となっています。 竹白のメリットは色の統一ができることでございます。さらに1本の竹から何枚も剥がれますので原価が安くなっております。デメリットは繊維が粗いため耐久性があまり良くなく、触るとツルツル感がなくササクレが目立つことです。 お客様の仰られた黒い部分は竹青の斑点でございます。 自然素材特有のものでしてカビではございません。 そして、弊社のせいろの全ての部品は熱湯消毒をしておりますのでそのままご使用いただいて問題ありません。 ※写真でお伝えしますと竹青は青い部分、竹白は黄色い部分でございます。 また、お客様の仰られた蓋の割れの部分についてですが、当社のせいろはひとつひとつ手作業で組み立てておりますので取っ手をとりつける為に蓋に穴を開ける際、竹の周りが多少割れる事があります。 手作り商品の特性上、完全には避けられない事象でございます。