たい焼きを食して60数年、『マダムたいやき』に大いに期待して食してみました。「あんこ」たい焼きは良く言えば現代風のあんこたい焼きですが、今までのあんこたい焼きの王道からはずれ、生地の食感・味とあんこの距離が離れすぎており生地の主張が強くあんこも負け時に主張し不調和な感が否めません。一方、「カスタード」たい焼きは、「あんこ」たい焼きと全く正反対で、生地とカスタードが食するごとに食感・味のグラジエントが口の中で調和がとれて一筋の「旨味」を醸し出し格別なカスタードたい焼きであることを感じ取ることができました。これからして、私のお勧めは「カスタードたい焼き」です。「あんこたい焼き」を期待している人は「カスタードたい焼き」を多めに注文した方がお得感があります。
『マダムたいやき』さんには、ぜひ「あんこたい焼き」の改良を希望したいと考えています。
大事なことは食したときに口の中で「味の主張」が滑らかに一体感があることに尽きると思います。
今後は「カスタードたい焼き」を多めに購入したいと思っています。当然「カスタードたい焼き」のみの評価であれば5点以上と思います。