スマートな製品ですが、必ずしも使いやすいものではない。他の人たちの評価が高いようですが、ほんとに上手く使えているのでしょうか。
スマートさを少し犠牲にしても使いやすく改善して欲しい。使って慣れることも必要なのでしょうが。
1,危険がいっぱい
実際に感じた危険が一杯あります。とても注意して操作しないと怪我をします。もう少し触れても安全な「つくり」が必要です。焙煎中のやけど(特に、焙煎後の豆の取り出しの際のやけどの危険)の危険を感じます。怪我なく操作できることをどこまで考えたか、疑わしい。スマートさを優先して安全を犠牲にしたと思われます。
2.豆の出し入れが難しい
小さな穴から生豆を入れるのは面倒(簡単な漏斗を作った)、他方、焙煎した豆を籠から出す際、籠が焼けていて、また穴の蓋がとても動かしにくいので、やけどの危険がある。あれこれ操作に苦労している内に焙煎がどんどん進んでしまう。秒単位で焙煎度を決めることはほゞ無理なので、自分の好みの焙煎度を実現することはできない?
籠のフタの改良が必要。フタをしっかり閉めないと、焙煎中にフタが開いてマメが出てしまう、しっかり閉めたフタは、熱くなっていて開けにくい。操作可能か、実際にチェックしているとは思えない。
3.コンロとの相性
我が家の家庭用コンロでは、火力・熱の自動調整が働いて、火力が弱まると言うより殆ど消えて機能しない(使えない)。
携帯カセットコンロも含めて、マニュアルに示されたゴトクの形でも、ピッタリとは取り付けられず、動いて外れるので使えない。私はやむを得ず種類の違うゴトクを重ねた(重ねたゴトクを何とか固定して)。重ねないと、ハンドルがゴトクに触れて回らない。ハンドルの長さを調整できるしくみも必要。
4.籠の中が見えない
籠の中が見えなくても、ハゼの音で焙煎度は分かるはずだが、やはり見えないと不便(他の手がかりも必要)。他社のものでは、途中でマメを一部取り出してチェックすることが出来るものがあるが、この機種は出来ない。
5.不快な金属音
操作時の不快な金属音があり、ミシン油などの添付が頻繁に必要。
かなり使ってみたが、使いやすいとは思えない。期待して購入しただけに、残念。