【購入経緯】
ナイフのレビュー動画などを見てジョーカー ノマドの魅力に惹かれていましたが、そんな矢先にこのノマド6.5が販売されたのを見て購入を決意。
すでにガーバーグを使用していたので、より大型のナイフへの期待がありました。
【感想】
1.見た目
まず、ナイフ全体のルックスは『100点』
ブレードの形状など文句なく美しい仕上がりになっています。
グリーンマイカルタのハンドルも珍しく、レザーシースの高級感も相まって非常にカッコいい製品です。
2.使用感
次に実際にフィールドで使用した感想ですが、こちらは『65点』といったところです。
刃厚5mmの威力も申し分なく、バトニング、チョッピングといった作業は非常に楽に行えます。
しかし、長い刃が災いしてファイヤースターターを用いた着火は思ったポイントに火種を落とせず、非常にやりづらかったです。
湿気が多いフィールドではファイヤースターターを何度も擦る必要がありますが、ナイフの重さもあり非常に疲れます。
また、鋼材はBohler N695を使用していますが、バトニング、チョッピング、フェザーの簡単な作業のみでしたが複数箇所にチップが起こりました。
ガーバーグの14C28Nと比較すると非常に柔らかい鋼材のようで、刃持ちの差は圧倒的です。
逆に考えれば研ぎ直しも容易に行えますので、コンベックスの研ぎ方さえ慣れれば決して悪いナイフではないでしょう。
【最後に】
総評として考えると個人的な評価は『75点』くらいの印象です。
使用する方の目的、体型などによってはもっと評価が高くなると思いますが、大きめのナイフの良い点と、難しさが分かった良い経験でした。