はたしてこれはスコンであろうか。本場イギリスでスコンを食べたことないのでなんとも言えないが、彼の地に詳しい林望氏の「イギリスはおいしい」p.132-138 に本場スコンの説明が詳細に書かれてある。それによると、スコン(スコーンとは発音しないらしい)はビスケットにあらず、生地が持ち上がり中程におおかみの口よろしく上下に分かれる切れ目が生じるとある。それがスコンならこれは。。よほど小さき手をお持ちのモデルさんを起用されたのか、かなりの小ささであった。1.2-1.3cmってところか。さらにバター味はざくざくに割れており、未開封新品で写真の如くである。これはガッカリ。カカオ味の方は割れてなかった。本場スコンは味薄く、おおかみの口の中に自らクローテッドクリームなんぞを押し込んで食すらしい。これは口が割れてもいなければ上に何かをのせるほど広くもない。送料無料と好奇心に惹かれて買ってはみたもののバター味のリピはないかも。